10/11/2015

CEATEC JAPAN 2015 に行ってきた

CEATEC JAPAN 2015 に行ってきました。最先端ITやエレクトロニクスの展示会です。

気になったものを写真撮って話聞いてきた。


まずは、会場の様子。今回は、Iot、ウェアラブル、アイウェアを中心に見てきました。オートモーティブ、ロボット関係も結構見受けられました。3Dプリンタ関係は縮小傾向かもな印象。













以下、気になったもの。



鯖江 x murata



アイウェア、ヘッドマウントディスプレイ関係はEpsonさんや、vuzixさんも新製品を展示してましたが、今回、Fujitsuさんの網膜照射型が体験できて、初体験してきました。網膜照射型の利点は、フォーカスフリーで、目のピント合わせを意識させないというところ。遠くを見ていても、像がぼやけない。あと、目が悪い人でも見えるらしいです。目の健康的にどうなんだろうと思いましたが、レーザー規格的にクリアしているそうです。














ロボット、ドローン系も多く展示していました。





BOEというメーカーは初めて知りましたが、10Kディスプレイを展示してました。高解像はとどまることを知らないですねー。UHD(ウルトラハイディフィニション)という用語を初めて知った。4Kや8KをUHDと言うらしいっす。




Forram8さんは精力的に展示会出していて、よく見かけます。お馴染みのVRシミュレーターとかデモしてました。





Mitsubishiさんで、Asus Xtionを使った3Dスキャナのデモをやっていて、フリーハンドで大雑把に動かしているのに、かなりの精度でデモの部屋を広範囲でつなぎ合わせスキャンできていて驚いた。




ファーウェイさんのAndroidのウォッチ。デザインや大きさが自然になって、つけてもいいかもと思えるレベルになってきましたねー。バッテリ毎日充電とか、面倒臭そうだけど、それでもいいくらいに便利なんだろうか。






AERIAL IMAGINGさんの空中ディスプレイ。直接、体験できなかったが、傍から見ていて、かなり、ホログラムでした。特殊な透過パネルに映像を照射して、空中に3次元で結像してるっぽい。
手で触れても何もないが、空中画面にタッチで操作出来ているように見えた。これほしい!
 http://aerialimaging.tv/




まとめ

クラウドコンピューティングが一般化してきたところで、Iot周りの実用性や低価格化により、CPS(Cyber Physical System)という潮流がきているなーと感じた。パーソナルロボットやウェアラブルデバイスも、情報の入出力として現実とデジタルの融合の役割を担ってくる予感。

デベロッパーとしての問題は、そうした恵まれたインフラを、どのように応用して価値を生み出していくかちゅうことですが、そうした環境も低コストで利用できるようになり、個人のアイデアを実現するのに敷居がずいぶん下がってきている。面白い世の中になりそう。

10/06/2015

Nexus 5にAndroid 6.0 Marshmallowのファクトリーイメージを焼いてみる(Ubuntuで)

Android 6.0 Marshmallowがリリースされましたが、OTAでアップデートされるのを待ってられず、勢い余ってファクトリーイメージを焼いてしまう。先日、不調だったNexus5のバッテリを自力で交換しちゃったし、もうメーカー保証なんてアテにしません。

普段使いのNexus5をやっちまうのはリスキーな気もするが、誘惑に勝てず。ファクトリーイメージの焼き方覚えれば、不具合あったらLollipopに戻せるさー(多分)。

ハマりポイントをメモっとく

ホストPCはUbuntu14.04 64bitです。JDKと、AndroidSDKは導入済み前提で、今回使うコマンド「adb」と「fastboot」はSDKのplatform-toolsに入っている。

USB経由でadbを使えるようにしておく必要がある。「/etc/udev/rules.d/50-android.rules」に以下を追記しておく

SUBSYSTEM=="usb",SYSFS{idVendor}=="18d1",MODE="0666"

1. 以下から、Nexus5用の6.0のファクトリーイメージをダウンロード。ホームとかに解凍しておく。一応、このページにやり方書いてあるので、ほぼそのままやる。


2. 端末をfastbootモードで起動する。方法は2つ
  ・ ホストPCから、「$ adb reboot bootloader」
  とやるか、
  ・ nexus5の場合、電源OFFの状態から、端末の音量キーUP,Down両方を押しながらパワーボタンで起動させる

3. 「$ fastboot oem unlock」コマンドで、アンロックするわけですが、ここで、ハマりポイント。< waiting for device >と出て、一向に進まず。どうやらLinux環境だと、rootじゃないとこれがうまく実行されないぽ。なので「sudo -i」とかでルートになって実行。

4. 次に、ファクトリーイメージを解凍して中に入っている「flash-all.sh」を実行するのだが、これの中身はfastbootコマンドの応酬なので、ルートのままで実行。この時、カレントディレクトリを移動するので、AndroidSDKにパスを一時的に通しておく。
「 # export PATH="$PATH:/home/hoge/android/android-sdk-linux/platform-tools"」としておいて、「# ./flash-all.sh」

6.  ひと通り終わったら、再びfastbootで起動させ、「$ fastboot oem lock」しておく

ちょっと雑なまとめですが、こんな感じで焼けました。起動に時間がかかったのでヒヤヒヤしたが、動いてます。なんだか、6.0になったからといって、ぱっと見、UIもなんにも変わってない感じ。若干、ペタッと感が増した気も。とりあえず、しばらく使ってみる。





今回はこんなところで。

10/04/2015

Ubuntu14.04 64bitでAndroidビルドしようとしてaaptでエラー出る対策メモ

以前、Ubuntu14.04 64bit上のAndroid Studioで、アプリをビルドしようとしてaaptがエラーでビルドできない対策が、曖昧だったので、改めて小ネタメモ。

原因は、aaptが32bitのバイナリで実行するのに32bitのライブラリが、必要なんだが、ホストが64bitなので、別途、32bitライブラリが要るっつうこと。以下のものをインストールすれば、OKと判明

sudo apt-get update
sudo apt-get install lib32z1 lib32ncurses5 lib32bz2-1.0 lib32stdc++6