10/02/2012

x86アーキテクチャを語る 〜はじめに〜

私は、これまでx86アーキテクチャに携わって来ましたが、脳みそがボケる前に情報をブログに残しておこうと思い立ちました。x86系の開発者や、PCマニア諸兄に有益な情報源となれればいいなーと思います。
暇をみてチマチマ書いていこうと思います。途中で挫折したらごめんなさい。


はじめに

x86アーキテクチャはPCの歴史と共に過去の互換性を維持しつつ、時代の要求に応えて進化し続けているアーキテクチャです。

しかしながら、アーキテクチャを理解するにあたって、まとまった情報が不足しているようにも思います。CPUのデベロッパーマニュアルや、データシートは過去から変わっていない基本的な設計思想は知ってる体で書かれていたり、情報の羅列だったりします。これを読みこなすには、それなりに予備知識が必要になってきます。
それにはまず、x86アーキテクチャの歴史を知る必要がありますが、インターネットのない時代に誕生したCPUです。情報源は古い書籍や、御老体方の武勇伝くらいしかありません。
さらに、古い書籍は当然、古いCPUについて書かれていて、現在のCPUの進化した部分の情報はありません。それらを踏まえて理解することは、私のような、三度の飯よりPC好きな方や、ギークさんたちにとっては楽しい作業かもしれませんが、並の開発者の多くは情報量の多さに吐き気を催す可能性大です。

というわけで、私のx86アーキテクチャ探究記的な感じ書いていこうと思います。

能書きはこれくらいにしておきます。

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